- はじめに
- 【セトリ一覧】B’z presents LIVE FRIENDS の公式収録曲順
- B’z presents LIVE FRIENDSとは? 25年ぶりに結実した“FRIENDS”の世界
- 総勢20名前後の特別編成が生んだ、上質でスマートなライブ空間
- 完全着席・声出し禁止でも成立した“聴かせるB’z”の魅力
- 前半の見どころは「恋じゃなくなる日」「傷心」の存在感
- 『FRIENDS III』初披露で見えた、大人のB’zの現在地
- アンコールの「結晶」「JOY」「TONIGHT(Is The Night)」で会場の熱量が一気に上がる
- Blu-ray / DVD『B’z presents LIVE FRIENDS』 は特典ドキュメンタリーも必見
- まとめ:B’z がコロナ禍に示した、新しいライブのかたち
はじめに
2021年11月16日・17日、B’z は東京ガーデンシアターでコンセプトライブ「B’z presents LIVE FRIENDS」を開催しました。
1992年の『FRIENDS』、1996年の『FRIENDS II』、そして25年ぶりのシリーズ最新作『FRIENDS III』を軸に構成された、非常に特別な公演です。 Source
B’zのライブというと、スタジアム規模の熱量あふれる“LIVE-GYM”を思い浮かべる方も多いはずです。
しかし今回の「LIVE FRIENDS」は、それとは異なる上質でシックな音楽空間が大きな魅力でした。 Source
しかもこの公演は、単なる“過去作の再現ライブ”ではありません。
『FRIENDS III』はライブ終了後に発売されており、11月16日・17日の有観客公演そのものが、最新作の初披露の場になっていました。 Source Source
この記事では、「B’z presents LIVE FRIENDS」のセットリスト、見どころ、ライブ全体の魅力、そして映像作品として楽しむポイントまで、正確な情報をもとにわかりやすく振り返ります。
これからBlu-rayやDVDを観る方にもおすすめの内容です。 Source
【セトリ一覧】B’z presents LIVE FRIENDS の公式収録曲順
以下は、公式DVD / Blu-ray『B’z presents LIVE FRIENDS』に準拠した収録曲一覧です。
ライブの流れを正確に追いたい方は、この21曲を基準にチェックするのがおすすめです。 Source
- 僕の罪
- Love is …
- 恋じゃなくなる日
- 傷心
- BABY MOON
- ある密かな恋
- sasanqua ~冬の陽
- SNOW
- きみをつれて
- Friends
- シーズンエンド
- Butterfly
- こんな時だけあなたが恋しい
- ミダレチル
- GROW&GLOW
- どうしても君を失いたくない
- SEASONS
- いつかのメリークリスマス
- 結晶
- JOY
- TONIGHT(Is The Night) Source
『FRIENDS』シリーズ3作を横断するこのセットリストは、B’zのライブ史の中でもかなり貴重です。
公式でも、「恋じゃなくなる日」「傷心」「SNOW」や、ライブ初披露となった「シーズンエンド」など全21曲を収録した作品として紹介されています。 Source

B’z presents LIVE FRIENDSとは? 25年ぶりに結実した“FRIENDS”の世界
『FRIENDS』は、松本孝弘が映画のサウンドトラックのような作品を構想し、全体にストーリー性を持たせたコンセプトアルバムとして1992年に発表されました。
続く『FRIENDS II』は、従来のB’z作品とは違うAOR色を取り入れた作品として1996年にリリースされています。 Source
そして2021年、コロナ禍という時代の中で『FRIENDS III』が誕生しました。
公式特設ページでは、松本が帰国時の隔離期間を活用して1日1曲ずつ制作を進め、その中から『FRIENDS III』にふさわしい楽曲が生まれたことが説明されています。 Source
つまり「LIVE FRIENDS」は、懐かしいシリーズを振り返るだけのライブではありません。
過去と現在をつなぎながら、“今のB’z”を見せるためのコンセプトライブだったのです。 Source
総勢20名前後の特別編成が生んだ、上質でスマートなライブ空間
この公演の大きな特徴のひとつが、特別なバンド編成です。
公式特設ページには、通常のB’zサポートメンバーに加え、パーカッション、コーラス、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、サックス、トランペット、トロンボーンから成る「FRIENDS Special Band」が参加したことが明記されています。 Source
公式の作品紹介では「総勢20名のバンド」、特設ページでは「総勢20名以上の演者」と説明されており、普段のLIVE-GYMとはまったく異なるステージだったことがわかります。 Source Source
BARKSのライブレポートでも、10人のストリングスと4人のブラス隊を含む20名に及ぶサポート編成による“上質でスマートな音楽空間”と評されていました。
派手さだけで押し切るのではなく、音の重なりや空気感そのものを味わえるライブだったのが印象的です。 Source

完全着席・声出し禁止でも成立した“聴かせるB’z”の魅力
「LIVE FRIENDS」は、政府の「ワクチン・検査パッケージに関する技術実証」に選定された公演でした。
公式では、会場規定のキャパシティ100%での動員、完全着席、そして後日の配信ライブ実施が案内されています。 Source
またBARKSでは、マスク着用、声出し禁止、タオルを振り回す行為もNGというルールのもと開催されたことが報じられています。
かなり制約の多い状況だったことは間違いありません。 Source
それでも、この制限は結果的にライブの世界観と強くマッチしました。
ORICONは、着席・声出し禁止だったからこそ、稲葉浩志の繊細な言葉のニュアンスや、松本孝弘の指先が生み出す音色の変化を、観客がしっかり受け取ることができたと伝えています。 Source
煽るのではなく、聴かせる。
そんなB’zの新しい魅力が、静かな熱気の中でしっかりと成立していたライブでした。 Source

前半の見どころは「恋じゃなくなる日」「傷心」の存在感
前半の大きな聴きどころとなったのが、「恋じゃなくなる日」と「傷心」です。
ORICONによると、「恋じゃなくなる日」は「Love is …」に続いて演奏され、原曲にはないホーンが加わることで、きらびやかさと重厚さを備えた“現在進行形”のB’zサウンドとして響いたと紹介されています。 Source
また「傷心」については、音楽ナタリーが“これまで『LIVE-GYM』では一度も披露されたことのない”楽曲だと報じています。
この時点で、ファンにとってかなり特別な1曲だったことがわかります。 Source
さらにORICONは、「傷心」でフルートソロやバックコーラスを大きくフィーチャーし、セッション的な感覚を取り入れた新鮮なアレンジになっていたと伝えています。
「LIVE FRIENDS」の特別編成だからこそ成立した、深みのある表現だったと言えるでしょう。 Source
『FRIENDS III』初披露で見えた、大人のB’zの現在地
このライブは、『FRIENDS III』の初披露の場でもありました。
公式特設ページでも、11月16日・17日の有観客公演で『FRIENDS III』が初披露されると明記されています。 Source
ORICONによると、「シーズンエンド」や「ミダレチル」などの新曲では、ステージ後方にスクリーンが現れ、新譜ジャケットを想起させる風景が映し出されていました。
音だけでなく映像面からも、“FRIENDS”の世界観が丁寧に構築されていたことがわかります。 Source
『FRIENDS III』の楽曲群は、単なる新曲披露にとどまりません。
ライブ全体の物語を前に進める重要なパートとして機能し、“今のB’z”の成熟した表現力を強く印象づけました。 Source
アンコールの「結晶」「JOY」「TONIGHT(Is The Night)」で会場の熱量が一気に上がる
本編終盤に「いつかのメリークリスマス」が置かれ、その後のアンコールで「結晶」「JOY」「TONIGHT(Is The Night)」が続く流れは、公式映像作品でも確認できます。
静かな余韻で終わるのではなく、最後に少しだけ熱量を高めて締めくくる構成が非常に印象的です。 Source
BARKSによると、この日は基本的に着席が求められていたものの、稲葉の「アンコールだけ…ちょっと立っていいらしいんですよ」という言葉をきっかけに、会場は総立ちになったそうです。
完全着席のライブだったからこそ、この瞬間の開放感と一体感は格別だったはずです。 Source
歓声の代わりに、会場を包んだのは大きな拍手でした。
コロナ禍のライブならではの制限の中で、それでも観客とB’zがしっかりつながっていたことが伝わる名場面だったと思います。 Source
Blu-ray / DVD『B’z presents LIVE FRIENDS』 は特典ドキュメンタリーも必見
このライブの模様は、2022年12月14日にDVD / Blu-rayとしてリリースされました。
公式発表によると、ライブ本編は123分、さらに特典DISCとして「LIVE FRIENDS DOCUMENT」が79分収録されています。 Source Source
「LIVE FRIENDS DOCUMENT」は、松本孝弘と稲葉浩志のインタビューを軸に、リハーサル風景やバンドメンバーの紹介を織り交ぜた内容です。
公式でも、“FRIENDS”の世界観を再現したステージの創作過程を垣間見ることができる貴重な映像と紹介されています。 Source
ライブ本編だけでも十分に満足度は高いですが、このドキュメンタリーを見ることで作品の理解はさらに深まります。
「LIVE FRIENDS」の空気感に惹かれたなら、特典DISCまでしっかり観るのがおすすめです。 Source
まとめ:B’z がコロナ禍に示した、新しいライブのかたち

「B’z presents LIVE FRIENDS」は、過去のコンセプトアルバムをただ再現するライブではありませんでした。
『FRIENDS』『FRIENDS II』の世界観を現在のB’zがあらためて手に取り直し、そこに『FRIENDS III』という新作を重ねることで、“今のB’zだからこそできる表現”を示したライブだったと言えます。 Source Source
完全着席、声出し禁止、100%キャパシティという特殊な条件の中でも、B’zは派手さに頼るのではなく、アンサンブルの美しさ、声のニュアンス、楽曲そのものの物語性を前面に押し出しました。
その結果生まれたのは、いつものLIVE-GYMとは違うのに、確かに“B’zらしい”極上の音楽空間でした。 Source Source
もしまだ映像作品を観ていないなら、ぜひ一度チェックしてみてください。
激しさや派手さだけでは語れない、大人のB’zの魅力がこのライブにはしっかり詰まっています。 Source


コメント