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【B’z】Pleasureツアーとアルバムツアーの違いを徹底解説!初心者はどちらに行くべき?セトリや雰囲気の差も紹介

B'z

B’zのライブは大きく分けて2種類ある

 日本が誇るロックバンド、B’z。彼らのライブパフォーマンスは圧倒的なクオリティを誇り、ファンならずとも一度は足を運びたいエンターテインメントとして知られています。しかし、これから初めてライブに参加しようと考えている方や、久しぶりに興味を持った方にとって、少し分かりにくいのが「ツアーの種類」ではないでしょうか。

 B’zのライブ活動(LIVE-GYM)には、大きく分けて「Pleasure(プレジャー)ツアー」と「アルバムツアー」という2つの形式が存在します。この2つは、単にツアータイトルが違うだけではなく、演奏される曲目(セットリスト)の傾向や、ライブ会場全体のコンセプト、そして楽しみ方が明確に異なります。

 もしあなたが「知っているヒット曲で盛り上がりたい」と思っているのに、アルバムツアーに参加した場合、「知らない新曲ばかりだった」と戸惑ってしまうかもしれません。逆に、「最新のロックサウンドを聴きたい」のにPleasureツアーに行けば、懐かしさが先行してしまう可能性もあります。

 この記事では、B’zのライブを120%楽しむために知っておきたい、これら2つのツアーの決定的な違いについて、長年のファンの視点も交えながら詳しく解説します。それぞれの特徴を正しく理解して、あなたにぴったりのライブ体験を見つけてください。

「Pleasureツアー」とは?5年に一度のベスト選曲祭り

 まず解説するのは、通称「Pleasure(プレジャー)」と呼ばれるツアー形式です。一言で表現するなら、「ヒット曲満載のベストアルバムツアー」であり、ファンとメンバーが一体となって歴史を祝う「お祭り(フェスティバル)」のような存在です。

名称の由来と歴史

「Pleasure」という名称は、1991年に発売された8枚目のシングル『LADY NAVIGATION』の2nd beat(カップリング曲)である「Pleasure ’91 〜人生の快楽〜」に由来しています。この曲は、ツアーごとに歌詞の内容がその時々の松本孝弘さん・稲葉浩志さんの状況に合わせて書き換えられることでも有名で、シリーズの象徴となっています。

 Pleasureツアーは、基本的に「5周年の節目」で開催されることが多いのが特徴です。例えば、デビュー5周年、10周年、15周年といったアニバーサリーイヤーに行われ、タイトルにも「Pleasure」の文字が冠されます。近年では、30周年(2018年)の『HINOTORI』や、35周年(2023年)の『STARS』などがこれに該当します。

演奏曲の傾向:まさに「ウルトラソウル」な世界

 Pleasureツアー最大の特徴は、セットリストが「誰もが知っている大ヒット曲」で構成されることです。「ultra soul」「LOVE PHANTOM」「裸足の女神」「イチブトゼンブ」など、テレビやCMで耳にしたことがある名曲が惜しげもなく披露されます。

 そのため、会場の雰囲気も非常に開放的です。長年のファンはもちろん、初めて参加するライト層も多く、全員で手を振ったり、決まった振り付けをしたりと、会場全体が巨大なパーティー会場のような一体感に包まれます。B’zの歴史を振り返る演出や映像が使われることも多く、過去のライブの名シーンが再現されることも珍しくありません。

「Final Pleasure」からの復活

 実はこのPleasureツアー、2003年の15周年時に行われた『B’z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT’S SHOWTIME!!”』をもって、一度は「封印」が宣言されました。「過去のヒット曲に頼るのではなく、常に最新のB’zを見せていく」という、彼らのストイックな姿勢によるものでした。

 しかし、2008年の20周年を機に、ファンの熱い要望に応える形で復活。「5年に一度、過去の楽曲を解禁し、ファンと共に楽しむ感謝祭」として再定義され、現在に至ります。この経緯を知っていると、Pleasureツアーが単なるベストヒットライブではなく、バンドとファンの「絆」を確かめ合う貴重な機会であることがより深く理解できるでしょう。

「アルバムツアー」とは?最新のB’zを体感するコンセプトライブ

 対して「アルバムツアー」とは、その名の通り「オリジナルアルバムを引っ提げて行われるツアー」のことです。こちらはB’zの活動の根幹をなすものであり、アーティストとしての「現在地」を提示する場でもあります。

アルバムの世界観を完全再現

 B’zはコンスタントに新しいアルバムを制作し続けています。アルバムツアーでは、その最新作に収録されている楽曲がセットリストの中心となります。アルバムにはそれぞれ明確なテーマや音楽的な方向性(ハードロック寄り、ポップス寄り、ブルース色強めなど)があり、ライブの演出やステージセットもその「世界観」を具現化するものになります。

 例えば、アルバム『DINOSAUR』のツアーではステージに巨大な恐竜のセットが登場したり、『Highway X』のツアーでは時代性を反映した演出がなされたりと、視覚的にもコンセプチュアルな作り込みがなされるのが特徴です。

演奏曲の傾向:新曲+レア曲の妙

 セットリストの半分以上は最新アルバムの曲で構成されますが、残りの枠で演奏される過去の曲(旧曲)の選び方にも特徴があります。Pleasureツアーのような「ド定番曲」ばかりではなく、「アルバムの世界観に合う過去の曲」や「長年演奏されていなかった隠れた名曲」が選ばれる傾向にあります。

 もちろん、ライブの終盤には「ultra soul」などの盛り上げ曲が演奏されることも多いですが、全体としては「音楽的な深み」や「バンドの演奏力」をじっくり味わう構成になることが一般的です。最新の楽曲は、松本さんのギターのトーンや稲葉さんの歌唱法もアップデートされているため、常に進化し続ける「最新最強のB’z」を目撃できるのは、このアルバムツアーならではの醍醐味です。

【徹底比較】セットリスト・雰囲気・開催頻度の違い

 ここまで解説した2つのツアーの違いを、より分かりやすく比較してみましょう。どちらに参加するか迷った際の判断材料として参考にしてください。

  • コンセプト
    • Pleasure: お祭り、同窓会、ベストヒット、アニバーサリー。
    • アルバム: 最新作のプロモーション、芸術性、現在進行形、世界観の提示。
  • セットリスト
    • Pleasure: シングル曲、ミリオンヒット曲が中心。ファン投票で人気の上位曲が選ばれることもある。
    • アルバム: 最新アルバムの収録曲が全曲(または大半)+アルバムの雰囲気に合う過去のレア曲。
  • 開催頻度
    • Pleasure: 基本的に5年に1回(〇〇周年イヤー)。
    • アルバム: アルバムリリースのタイミング(数年に1回、あるいは毎年行われる時期もある)。
  • 雰囲気
    • Pleasure: とにかく明るく、楽しく、開放的。初めての人でもノリやすい。
    • アルバム: じっくり聴かせる場面や、重厚な演出が多い。緊張感と迫力が共存する。

 このように比較すると、Pleasureは「横に広がる楽しさ(共有)」、アルバムツアーは「縦に掘り下げる楽しさ(没入)」と言えるかもしれません。しかし、どちらもB’zのライブ(LIVE-GYM)であることに変わりはなく、松本さんの正確無比かつ情感豊かなギタープレイと、稲葉さんのCD音源を超える圧倒的なボーカルパフォーマンスは共通しています。どちらに行っても「生演奏の凄み」に圧倒されることは間違いありません。

初心者はどっちに行くのが正解?選び方と予習のコツ

「結局、初心者はどっちに行けばいいの?」という疑問に対する答えは、一般的には「Pleasureツアー」と言われています。しかし、状況によってはアルバムツアーの方が入りやすいケースもあります。それぞれのパターン別におすすめを整理します。

「とにかく知ってる曲で盛り上がりたい」ならPleasure

 B’zのCDをあまり持っていないけれど、テレビで聴いたことがある曲を楽しみたいという方は、迷わずPleasureツアー(または〇〇周年ライブ)を選びましょう。予習なしで飛び込んでも、イントロが流れた瞬間に「あ、この曲知ってる!」となる瞬間が何度も訪れます。会場全体で行う「恋心(KOI-GOKORO)」の振り付けなども、周りの見よう見まねで参加すれば最高に楽しい体験になるはずです。

【Pleasureの予習方法】 ベストアルバム(『B’z The Best “Ultra Pleasure”』など)を聴いておくのが一番の近道です。また、YouTubeなどで過去のライブ映像を見て、定番曲のコール&レスポンス(「ultra soul」の後の「ハイ!」など)を確認しておくと、より当日を楽しめます。

「最新のB’zを深く味わいたい・予習時間を短縮したい」ならアルバムツアー

 実は、「35年分の膨大な過去曲を全部チェックするのは無理!」という方には、アルバムツアーがおすすめです。なぜなら、「直前に出た最新アルバム1枚」さえ聴き込んでいれば、ライブの大部分を楽しめるからです。

 Pleasureツアーは範囲が膨大ですが、アルバムツアーは「教科書(最新アルバム)」が決まっています。その1枚をスマホに入れて通勤・通学中にリピートしておくだけで、当日は「あ、アルバムのあの曲だ!」と深く理解でき、アーティストとの一体感を感じることができます。最新のロックサウンドに触れたい、じっくり音楽に浸りたいという方には、こちらが適しています。

【アルバムツアーの予習方法】 ツアータイトルになっている最新アルバムを徹底的に聴き込みましょう。余力があれば、そのアルバムのインタビュー記事などを読んで、楽曲に込められた意味を知っておくと、感動が何倍にも膨れ上がります。

まとめ:どちらも最高の「LIVE-GYM」であることに変わりはない

 B’zのライブにおける「Pleasureツアー」と「アルバムツアー」の違いについて解説しました。

  • Pleasureツアー:5年に1度のお祭り。誰もが知るヒット曲満載で、理屈抜きに盛り上がれる。
  • アルバムツアー:最新アルバムの世界観を体現。バンドの「今」を目撃できる濃密な空間。

「初心者だからPleasureじゃないとダメ」ということは決してありません。タイミングよく開催されているツアーが、あなたにとっての「行くべきライブ」です。

 B’zのライブには「LIVE-GYMにようこそ!」という有名なフレーズがあります。これは、初めて来た人も、ずっと応援している人も、等しく歓迎するという彼らの姿勢の表れでもあります。どちらのツアーであっても、松本さんと稲葉さんは全力のパフォーマンスであなたを迎えてくれるはずです。ぜひ、チケットを取って、生のB’zを体感してみてください。その迫力は、きっとあなたの想像を遥かに超えているはずです。

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